髪を切った

2010年10月10日 日常
三連休、一か月前くらいから切りに行きたかった髪を切った。

毎回、このくらいの季節に髪を切る気がするな
高校2年生の頃からずっとお世話になっている素敵な美容師さん。
出会った時には、平社員(?)だったのに、
チーフ、小店舗の店長を経て、
今や30名くらいのスタッフを束ねる店舗で店長さんな彼。

今日も「切ろうか、切らずに伸ばすか悩んでいる」と話したら
「俺が決めていいなら、切るけどね!」の一言で、「じゃ、切ります」に。
その後、なーんも打ち合わせなく、カット→パーマして
2時間で、「はい、出来ました!」

玉手箱を開けるように、いっつもどんなスタイリングになるのか
未知数なまま進められていって、出来上がりを見て、
おおー!って笑顔になる。

半分は、客商売の中で、いかにうまくお金をつかってもらうか、な所も
あるんだと思うんだけどさ
それ以上に、本当に魔法にかけるかのような仕上がりなのさ。
満足感が高くて、思わずずっと通っている。
そう考えると…7年間?すごいなあ。

昔ね、まさに、3年前。
今の彼と、まだバイト先の、学生バイトと社員さんだった時。
お互い意識はしてたけど、なーんも進展してない時。

成人式を1月に終えた後、しばらくごまかし続けて伸ばし続けて
肩まである髪を10月になって、やっと切ったんだよ。
今も大好きなボブにね。

それで、バイト行ったんだ。
そしたら、他の社員さんやバイトさんも「すっごく変わったね!」
「かわいくなった!」とお世辞でも褒めてくれて。

彼はと言うと、照れて、目も合わせてくれなかったんだー

それが分かったから、余計嬉しかったのも覚えてる。

当時のことを彼と話すと「あの時の髪型はかわいかった」と今でも言う。
その時のスタイリング、私自身はすっかり忘れてしまったんだけど
でも、確かに自分でも気に入ってたな。

その一年後、就活がなかなか終わらない私。10月半ばだった。
気持ちを変えようと髪を切った後すぐ、内定をもらったんだ。

そういう意味で、本当に、その美容師さんは魔法をかけてくれる人。

今回の、クセのかかったパーマも、すっごく気に入っている。
また、魔法がかけられたかな?
何か、良いこと、あるといいな。

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